<政治・社会>久々に呆れた

 久々に呆れた。というか、めまいがする。

 ネットで話題沸騰の七生養護学校の性教育の裁判。とりあえずは原告勝訴となったわけだが、『読売』と『産経』は愚にもつかない社説を書き、「過激な性教育」とやらを批判している。で、その性教育の実態はといえば、以下のエントリが詳しい。

http://neta.ywcafe.net/000964.html

http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20090317/p1

 そんでもって、負けた側の都議は、開き直ったかようにこんな記述をブログにしている。
過激性教育に関して、古賀、田代、土屋、市議などが学校を視察したことや、教育庁が処分したことを不服として、共産党系が訴えていた裁判の判決が出た。
ある意味、面白いと言えば面白い。三都議と教育庁合わせて10万円を養護教諭二人に払えと言うものだ。つまり、ひとり、25000円。交通違反で20キロ超過で払う金額に近い程度のもの。
これは、考えようだが、たったの25000円で過激性教育が東京から、全国から駆逐されたことを考えるとコストとしは安い。
(出典)http://www2u.biglobe.ne.jp/~t-tutiya/enter.html

 ただ、残念なことに、この手の人物にいくら教育現場の実情を訴えたところで、効果は薄いだろう。なぜなら、確信犯でやっているからだ。つまり、この人物にとって、障害者がどうやったら性の問題を理解できるかということはまったくもって問題ではなく、自分の信奉する純潔教育とやらのイデオロギーの流布にこの問題を利用できればそれでよいのだ。

 山本譲司さんの『累犯障害者』を読めばわかるが、障害者の性の問題はきわめて重要だ。被害者にならないためにも、加害者にならないためにも。ところが、そのための創意工夫は、下らないイデオロギーのために否定され、学びの機会は大きく損なわれてしまった。

 無論、教育現場にさまざまな課題や問題があることは否定しない。けれども、イデオロギーのプロレスをしたいのなら、どっか別の場所でやってほしい。ホント、頼むよ。
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  by seutaro | 2009-03-18 02:04 | 政治・社会

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