<日常>若人との会話

 またまた、すっかりご無沙汰してしまった。論文を書いていたり、合宿で出払っていたりで、なかなかブログを書こうという意欲が湧かなかったのだ。

 で、論文はともかく、合宿なのだが、2泊3日と1泊2日の合宿に連続で参加せねばならず、これはさすがに疲れた。もちろん、楽しいこともあるのだが、仕事である以上、楽しいばかりではない。

 なにせ、僕を除く参加者全員が、18~20歳ぐらいの若者である。とっくの昔に三十路に突入している僕としては、共通の話題を見つけるのが結構大変である。

 思えば、僕が連れ合いとする話といえば、マンションや住宅ローン、子育てといった非常に「所帯じみた」話が圧倒的に多い。もちろん、テレビの話などもするが、我が家でよく視聴される番組と若者がよく見る番組はどうもかなり違うようなのだ。少なくとも、我が家では「あいのり」は見ない。

 男の子であれば、Jリーグの話ができればよいのだろうが、僕はサッカーには全くもって興味がないときた。女の子に対しては、KA-TUNやNEWSの話が出来ればよいのかもしれないが、僕はこの間、KA-TUNを「カッツン」と読み、連れ合いに馬鹿にされたレベルである。というか、三十路の男がKA-TUNについて熱く語るというのは、いかがなものだろう。

 しかし、だからといって、若人に「マンションの戸境壁の構造について」とか、「3年固定金利のリスク」などについてなどを語ったところで、向こうにとっては全く面白くないだろう。

 とはいえ、若者の話に全く入っていけないということはない。今も昔も、若者の会話のかなりの部分を占める共通のテーマはある。それは、「恋と酒」である。

 まず、恋について。もちろん、僕に恋愛経験が数多くあるということは全くない。というか、むしろ人よりずっと少ないであろうが、共通の知識を前提としない分、会話には参加しやすい。

 次に酒であるが、僕は下戸に近い体質なので、酒の味などについては全くわからない。が、苦労話なら山ほどあるので、ちょうどサークルや部活で苦しんでいる途中の1年生の話はよくわかる。

 まあ、いずれにせよ、もはや大学生のような恋はしないし、無茶の酒の飲み方はしない(正確に言うと、飲まされない)という点において、僕はとっくの昔に「現役」ではない。けれども、現役バリバリの若者が、我々の時代と似たようなことで悩んだり、喜んだりしているのを聞くと、やはり昔を思い出してしまう。

 「昔」などとすんなり書けてしまう時点で、僕もすっかりオッサンなのだということなんだろうけれども。 
[PR]

  by seutaro | 2006-09-12 15:25 | 日常

<< <政治・社会>最悪の敵は、時に... <メディア>高校野球とボクシング >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE