<日常>家族のためのマンション選び1

 世の中、すっかり不況になってしまった。気がづけば、倒産だの収益減だの内定取り消しだのと、景気の悪い話ばかりだ。

 不動産もしかり。バブル崩壊以来、久々の地価上昇などと言っていたら、マンションの在庫が積みあがり、デベロッパーや建設会社の倒産が相次いでいる。マンション関係の掲示板を見れば、こんな時期にマンションを買うなんてのは正気の沙汰ではないとのコメントも多い。

 とはいっても、家族のことを考えれば、投機的なタイミングだけで住居を購入するわけにもいかないのは確かだ。いったん子どもが幼稚園だの小学校に入ってしまえば、そう簡単に引越しするわけにはいかない。子どもが学校に上がるまえに居を定めたい、というのは自然な発想だろう。

 もちろん、家を購入するだけが選択肢ではない。実際、結局は賃貸のほうが賢い選択だという声も多い。そこでまずは、家を買うべきか、買わないべきかという点から話を始めよう。まず、「購入派」の言い分。

(1)やっぱり自分の家を買うことには変えがたい喜びがある。
(2)賃貸で家賃を払い続けるのは馬鹿馬鹿しい。
(3)賃貸の物件は設備が貧弱である。
(4)今はいいかもしれないが、年をとってからだと賃貸を借りるのが難しくなる。

ほかにもあるかもしれないが、まあ、こんなところだろう。まあ、(1)は価値観の問題なので何とも言えないが、(2)以下については賃貸派からの反論がある。

(2)購入のばあい、現金ならともかく、ローンを返済していく必要がある。ローンを払い終えたあとに残るのは、築ウン十年の中古住宅しかない。しかも、分譲マンションのばあい、管理費や修繕積立金なども必要になる。
(3)最近は賃貸の質もあがってきて、分譲と比較しても遜色ない。
(4)高齢化が進んでいくなか、年寄りには貸さないなんていう大家はやっていけなくなるはず。

 しかも、分譲マンションのばあい、気楽には引っ越せないため、たとえば近隣住民や環境に問題があっても、ずっと我慢し続けなくてはならないというリスクもある。しかも、管理組合の順番が回ってくるという面倒臭さもある。さらに、管理費や修繕積立金を滞納する世帯が増えればマンション全体がスラム化していく可能性も否定できない。

 というわけで、分譲マンションの購入には、結構大きなリスクがある。とりわけ新築マンションを青田買い(完成前にモデルルームだけを見て購入すること)するばあい、新築プレミアムが価格に乗っているため、入居直後に資産価値がかなり目減りするのがほとんどである。そのため、マンション通は中古を買うという話もあるが、中古のばあい、自分が希望する物件や間取りになかなか出会うことができないのが悩みどころだ。

 とはいえ、賃貸にずっと住み続けるのに抵抗がある人も多いだろう。先にも触れたが、賃貸の質も上がってきたとはいえ、それは高級な物件がほとんどで、少なくとも僕が出せる家賃の賃貸は分譲よりも設備が劣るものばかりだ。

 たまに家賃が安いにもかかわらず設備が整っている物件もあるが、それは定期借家であることがほとんどで、だいたいが3年か5年ぐらいで退去しなくてはならない。子持ちのファミリーにはなかなか厳しい条件である。

 そんなわけで、さまざまな逆風にもかかわらず、分譲マンションを買うことを決断してしまったさいの物件選びについて次回は書いてみたい。
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  by seutaro | 2008-11-20 01:37 | 日常

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