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<読書>『ハリー・ポッターと死の秘宝』

 ハリー・ポッターの最新刊である。とりあえず、4日ほどで読了。

 僕がハリポタと出会ったのは、2000年の夏で、ちゃんと読みはじめたのが2001年の夏。だから、この最終巻が出るのを6年待ったことになる。読んだだけではなく、朗読CDを何度も何度も繰り返し聞いたため、ストーリーはだいたい頭に入っている(4、5、6巻についてはちょっと怪しい部分もあるが)。

 そんなわけで、先週土曜の発売日の1週間ぐらいまえからそわそわしていた。今年の初めぐらいにアマゾンで注文しており、土曜日にはちゃんと届くはずであった。が、なぜかこない。

 そこで確認したところ、なんと引越し前の住所に送られていたのである。アマゾンの住所変更はしたつもりだったのだが、引越し前に注文した商品の届け先はそのままだったのだ。

 結局、土曜日を悲嘆にくれながら過ごし、日曜日になってようやく入手することができた。なにせ600ページ以上もある著作なので、睡眠時間を削りながら読む毎日である。体は疲れるが、至福の一時であった。

 内容については、ネタバレになるので書かないが、胸が苦しくなる展開が続き、なかなか読むのを止めることができない。また、とにかく最終巻だけあって、これまでのシリーズの総ざらいという感がある。1~6巻までの内容を詳しく覚えている人ほど、にやりとする箇所が多いのではないだろうか。逆に言うと、とりわけ6巻の内容を詳しく覚えていないと、理解に苦しむところが多いかもしれない。

 よって、日本語版の発売は来年になるようだが、それを読む前にこれまでのシリーズの復習をやっておいたほうが、より楽しめるだろう。

 それにしても、もう『ハリー・ポッター』の新刊がもう読めないのかと思うと、やはり寂しい。
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  by seutaro | 2007-07-27 00:24 | 読書

<読書>『犯罪不安社会』

 光市の件に関して、いろいろとブログを見て回っていた。そのなかで気になるのが、「日本の
治安は急速に悪化しているので、厳罰化が必要」という話がいろんなところに出てくるというこ
とだ。

 少年犯罪は以前よりも減っているという話はこのブログでも書いたが、この手の話を最も
コンパクトかつエキサイティングに書いている著作といえば、浜井浩一・芹沢一也(2006) 『犯罪不安社会』光文社新書、だろう。

 「治安が悪化している」という根拠のない思い込みに基づいて政策が施行されている結果、いかなる「現実」が生じているのかを克明に描いている。とりわけ、刑務所が「福祉の最後の砦」として機能している現状を論じた第4章は非常なインパクトがある。

 犯罪について論じるための基本文献とも言える一冊であり、ここで論じられているようなことが世間にもっと知られれば、世の中の反応ももう少し変わってくるのではないかとも思うのだが。

※あと、光市の件について関連するブログを追加。

good2ndの日記
http://d.hatena.ne.jp/good2nd/20070703/1183474850
http://d.hatena.ne.jp/good2nd/20070708/1183872277
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  by seutaro | 2007-07-19 02:26 | 読書

<メディア>光市の例の事件

 メディアやネットで大反響のこの事件。
 炎上するとやだし、直接的なコメントは避けてきたのだが、ネットでいろいろと調べてみると、これは結構、奥が深い。マス・メディアのバッシングが激しいときは一面的な情報の流布に気をつけたほうが良いということを以前に書いたが、まさしくそんな雰囲気がそこはかとなくしている。
 ただ、この件についても、もちろん特別なソースがあるわけではないので、断定的なことはなにも言えない。ただ、注意すべきなんだろうな、と思ったのは以下の点。

(1)「被告人の主張」と「弁護士の主張」はわけて考えるべきだし、弁護士は被告人の主張を無視するわけにもいかない。さらに、この被告人の主張は、突然出てきたのではなく、類似した発言がすでに家裁の調書のなかにあったらしい。

(2)検察側の主張にも疑問の余地があるようだ。

(3)「被告人の出した手紙」は証拠能力が乏しく、二審の判決でもその証拠としての妥当性を否定されているらしい。しかも、マスコミ報道では、重要な部分が省略されて報じられているようだ

(4)「弁護団は死刑廃止のために裁判を利用している」という「事実」は、多分、ない。

 念のために書いておくと、僕も妻子のある身なので、この事件自体は許し難い。が、それでも法治国家としての体裁を守るのであれば、裁判はやはり適切に行われねばならない。

 その意味では、正直、安田弁護士の気概には恐れ入る。ここにきて大人数の弁護団がついたのは、彼らが死刑廃止のイデオロギーに狂っているというよりも、弁護士に対する激しいバッシングが予想されるなかで(実際に起きたし)、弁護士の人数を増やすことでそれを分散させる意図があったのではないか。

 無論、そのことが世の中の印象をいっそう悪くすることになったのだが。

 弁護士に対する批判はすでに山のようにあるし、それを探すのは手間ではないので、ここではマス・メディアとは異なる論調のブログを紹介したい。言うまでもなく、僕が以下のブログに全面的に賛同しているわけでもないので念のため。

弁護士のため息
http://t-m-lawyer.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_4929.html

情報流通促進計画
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/2e857c9ed388ff2358dead4825f7640b

夏への扉
http://ruhiginoue.exblog.jp/i2 

あと、これは弁護団に対して批判的なブログだが、インパクトがあるのでこれもURLを貼っ
ておこう。

藤井誠二のブログ
http://ameblo.jp/fujii-seiji/archive1-200705.html
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  by seutaro | 2007-07-01 21:13 | メディア

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